子供たちが運動をする際には、怪我が避けられない場合があります。大切なのは、それに対処する力を養うこと。KIPは、怪我の応急手当・障害の予防・熱中症対策をアイシングを通じて教え、怪我が挑戦を妨げないように子供たちを支えます。
全国の小学校を訪問し、熱中症の仕組みとアイシングの実技を体育の授業として実施しています。
首すじ・脇の下・足の付け根を冷やす「自分で自分を守る技術」を、子供が自分の手で覚えられるように教えます。
保護者・先生向けに熱中症の正しい知識(WBGT等)を発信し、地域全体の理解を広げています。
知識なら、動画でいくらでも手に入る時代です。でも、実際の氷の冷たさだけは、体験でしか分かりません。
一度その冷たさを体験した子は、「どのくらい冷たいのか」「どのくらいなら大丈夫か」を身体で知っています。だから、本当に必要になったその時に、自分の手が動く。私たちが全国の体育館へ氷を運び続けるのは、そのためです。
講習会の様子(2024年度・実施校にて)
知識なら、いまや動画でいくらでも手に入ります。でも、氷の冷たさだけは、体験でしか分かりません。講習で「冷たい!」と大騒ぎしながら、子どもたちは一生モノの技術をひとつ覚えて帰ります。
正直に言うと、氷を学校まで運ぶのは大変です。溶けるし、重いし、朝も早い。だから誰もやりません。だから、私たちがやります。手間がかかることにこそ、届ける価値があると信じているからです。
ケガや暑さは、子どもの挑戦を止めるためにあるのではありません。「自立していく子どもを支える」——自分の身体を自分で守れる子を、体験の力で全国に増やしていきます。
「気温」だけでは危険は測れません。大事なのは暑さ指数(WBGT)です。
| WBGT | 危険度 | 子供の行動めやす |
|---|---|---|
| 31℃〜 | 危険 | 運動は中止。外遊びも避ける |
| 28〜31℃ | 厳重警戒 | 激しい運動は中止。30分おきに休憩+水分 |
| 25〜28℃ | 警戒 | 積極的に休憩・水分と塩分 |
| 21〜25℃ | 注意 | こまめな水分補給を忘れずに |
| 〜21℃ | ほぼ安全 | ふだん通りでOK |
2023年度に始まった小さな講習会が、全国12校の取り組みに育ちました。
はじまりは2023年10月、FC佐久INTENSA・佐久穂町FCでの約100名の講習会でした。
実施校の体育館にて(2024年度)
2024年2月・児童84名+保護者20名が参加。「体育だけでなく保健指導にも役立つ」と、学校から継続実施の要望をいただいています。
2024年10月・教職員研修として30名が参加。先生方自身がアイシングの知識と技術を学び、日々の指導に生かしています。
延べ200名以上が参加。医療×スポーツ×教育が組み合わさったモデルケースとして、地域メディアにも紹介されました。
2025年度 実施校(一部)
現場で活動しているメンバーです。
体制
理学療法士。学生時代はサッカーでオランダリーグに挑戦した元アスリート。現在は長野県・雨宮病院の統括部長として、医療の現場から「子供の身体を守る」を発信しています。
パーソナルトレーナー歴20年。銀座でコンディショニングサロンを主宰し、NSCA-CPT・関節整体の専門知識を持つ。「アイシング=子供が自分で自分を守る技術」を広めています。
二人は専門学校時代の同級生。20年来の付き合いが、このプロジェクトの土台です。
その他のメンバー紹介は、本人の承諾が取れ次第、順次公開予定です。
KIPの活動のひとつとして、お住まいの地域の熱中症リスクを毎朝LINEでお届けしています。「今日は外遊びしても大丈夫か」が、ひと目でわかります。
活動を広げるために、力を貸してくださる方を募集しています。
「RICE処置」「慢性障害」「熱中症」の3本柱に、アイシング体験とクイズ形式の参加型授業を組み合わせた内容です。45分(1コマ)・90分(2コマ)の2構成から選べます。対象4年生以上・30〜120人。パートナー企業の協賛金で運営しているため、学校側のご負担は無料です(配布資料へのパートナー企業告知掲載が条件)。
無料子供向け/親子向け/指導者向けに対応。10〜120人・60〜90分。スポーツチーム・地域団体・研修等でご利用いただけます。
¥150,000〜(税込・交通費別/要相談)